海外旅行・海外ツアー世界29カ国でご旅行をサポート

  • 閲覧履歴

    閲覧履歴

    最近見たツアー

  • お気に入り

    お気に入り

    お気に入りツアー

    選択したツアーを一括で
    お問い合わせできます(最大5件)

  • 検索

【フランス・パリ】交通手段完全ガイド

【フランス・パリ】交通手段完全ガイドもくじ

公共交通機関で、パリ観光がもっとラクに!

メトロ(地下鉄)をはじめ、RER(高速郊外電車)やバス、トラムなど、公共交通機関がとても充実しているパリ。
これらの交通手段を上手く活用すれば、旅の充実度もアップすること間違いなしです!

中でもパリの地下に張り巡らされたメトロは、シンプルで使いやすく、観光にももってこいの移動手段です♪
全部で14路線あるパリのメトロは、それぞれ番号と色で分けられており、路線図を見れば一目で分かるようになっています。初めての人でも迷いにくく、快適に街を巡ることができますよ♪

さらにメトロだけでなく、市内を網羅するバス路線や、郊外と市内を結ぶRERもあわせて使えば、移動の幅は一気に広がります!

そんな時に役立つのが、パリの交通系ICカード、「Navigo Easy」!!
今回はそんな「Navigo」の種類から買い方、使い方まで徹底解説していきます!
また、オペラ駅から主要観光地や空港までのアクセスもご説明いたします♪

※下記状況は【2025年7月】現在の情報となります。予告なく変動する場合もございますので、参考までにご覧ください。

観光客が使えるNavigoカードは、この2種類!

パリの交通ICカード「Navigo」にはいくつか種類がありますが、旅行者が購入・利用できるのは以下の2つです:

・「Navigo Easy」 ▷旅行者向け!回数分チャージします。すぐに使えます。
・「Navigo Découverte」 ▷旅行者向け定期券。お得に見えますが、注意点あり!

Navigo Easy(ナヴィゴ イージー)

◎1回2.5€ (カード発行手数料+2€)
パリの交通チケット「Navigo Easy」は、日本の交通系ICのように乗るたびに少しずつ料金が減っていくタイプではなく、乗車ごとに必要な金額を「1回分」ずつチャージして使います。
パリとイル・ド・フランス全域のメトロ、国鉄電車(Transilien)、RER、ケーブルカーで使えます。
有効時間は2時間(2時間以内なら、メトロ、国鉄電車、RER間で自由に乗り換え可能。※ただし、空港のシャルル・ド・ゴール駅やオルリー駅は除きます。)
※バスやトラムでも同じカードが使えますが、メトロやRERと料金体系が違うため、
 バス・トラム用の別チケット(1回2€)を別途チャージする必要があります。

Navigo Découverte(デクーヴェルト)

◎1週間31.60€ (カード発行手数料+5€)
旅行者向けの定期券。1週間乗り放題の定期券「Navigo Semaine(ナヴィゴ・スメーヌ)」などをチャージして使います。
チケットの窓口で購入可能で、作成時に証明写真が必要です。(縦3cm×横2.5cm)

★「Navigo Semaine」の注意点
月曜日始まりの日曜日終わりの1週間単位の定期券です。
購入日から1週間使えるわけではなく、週の途中で買っても有効期間はその週の日曜日までとなるため、利用開始のタイミングに注意が必要です。1日4回使用すると想定して【週初めから4日以上滞在する方】にはおすすめです。
カード発行手数料も高めなこともあり、「Navigo Easy」の方が安く済む場合もありますので、ご自身の旅行プランと相談してご購入ください!

「Navigo Easy」の購入方法 (券売機)

今回は、最も多くの旅行者が購入する、「Navigo Easy」の買い方をご説明します!
※窓口でも購入可能です
※小さな駅では券売機では購入できない場合もございます
※券売機の種類は駅によって異なります

「Navigo Easy」のチャージ方法

モバイル版「Navigo Easy」って実際どう?

「Navigo Easy」、モバイル版もあります…が!!
以下の理由から、スマートフォンによる利用には注意が必要です。

・読み取りが不安定で、不具合やトラブルが多数報告されている
・対応機種にばらつきあり

パリはヨーロッパでも有数のスリ多発都市であることも考慮すると、
地下鉄駅構内でスマートフォンを取り出す行為そのものが、スリ被害のリスクを高める可能性もあります。

以上の理由から、やはり物理カードの購入をおすすめします!

「Navigo Easy」の使い方(メトロ)

無事、「Navigo Easy」を手に入れることができましたね♪
続いて「Navigo Easy」でメトロに乗る方法を解説いたします!

「Navigo Easy」の使い方(RER)

RERは、パリ市内と郊外を結ぶ高速郊外鉄道。
ディズニーランド・パリ、ヴェルサイユ宮殿など遠出の観光にも欠かせない存在な上、
観光の定番スポットであるエッフェル塔〜オルセー美術館〜ノートルダム大聖堂の移動など、
市内でのショートトリップにも使える便利な路線なんです!

出番は意外と多いかも?そんなRERの基本的な乗り方も、ご紹介します!

「Navigo Easy」の使い方(バス)

オペラ座付近からの主要アクセス例

ここからは、複数のメトロ路線が交差する便利なオペラ地区に滞在することを想定し、人気観光地へのアクセス方法と料金の目安を紹介します。

オペラ駅からエッフェル塔に行く場合

所要時間:およそ20分

★アクセス方法
①Opéra駅でメトロ8号線(Balard行き)に乗車
②6駅目のLa Motte-Picquet - Grenelleで下車。
③La Motte-Picquet - Grenelle駅でメトロ6番線(Charles de Gaulle - Etoile行き)に乗り換え
④Bir-Hakeim駅で下車

★料金
2.5€ (1回分)
先述の通り、2時間以内はメトロ・国鉄電車・RERの間で自由に乗り換え可能。
乗り換え時にICカードも必要ありません。

オペラ駅からヴェルサイユ宮殿に行く場合

所要時間:およそ1時間

★アクセス方法
①Opéra駅でメトロ8号線(Balard行き)に乗車
②3駅目のInvalides駅で下車
③Invalides駅でRER C線(Versailles Château Rive Gauche行き)に乗り換え
④Versailles Château Rive Gauche駅で下車
⑤駅から徒歩約15分でヴェルサイユ宮殿に到着

★料金
片道2.5€ (1回分)
2025年1月からゾーン制が廃止され、距離に関係なく同じ料金で利用できるようになりました。
2時間以内なら、メトロ・国鉄電車・RERの間で自由に乗り換え可能なこともあり、
この安さでヴェルサイユ宮殿の最寄りまで行くことができます!

オペラ駅からモンサンミッシェルに行く場合

所要時間:およそ3時間半〜4時間。

★アクセス方法
①Opéra駅からメトロ8番線に乗車。以下のいずれかでMontparnasse–Bienvenüe駅にアクセス可能です
ルートA:メトロ8号線でInvalides駅まで → メトロ13号線に乗り換え → Montparnasse–Bienvenüe駅へ
ルートB:メトロ8号線でMadeleine駅まで → メトロ12号線に乗り換え → Montparnasse–Bienvenüe駅へ
ルートC:メトロ8号線でLa Motte-Picquet – Grenelle駅まで → メトロ6号線に乗り換え → Montparnasse–Bienvenüe駅へ
②Montparnasse駅からは、フランスの高速列車TGVでレンヌ駅またはサン・マロ駅まで移動します。
③レンヌ駅またはサン・マロ駅からは、バスでモン・サン・ミッシェルまでアクセスします。

★料金
Opéra駅〜Montparnasse–Bienvenüe駅間は2.5€(メトロ1回券)。
TGV、バスの料金は予約状況や時期により異なります。

オペラ駅ーシャルルドゴール空港間移動方法

オペラ駅周辺から、シャルルドゴール空港までは、

★Roissybus(直通空港シャトル)
★RER B

上記2通りの、公共交通機関を使用した移動方法があります。

Roissybus(直通空港シャトル)利用

• 所要時間:約60分(交通状況によって60〜75分程度)
• 運賃:€13(片道)、Navigo Easyも利用可能(Roissy Bus用チケットのチャージ必須)
• 発車頻度:15~20分間隔、始発05:15〜終発00:30
• 発着場所: Opéra(Rue Scribe/Auber角)⇄ CDG各ターミナル
◎乗換不要で分かりやすく、深夜帯にも利用可能。
△渋滞などで遅延する可能性あり。
△車種によっては荷物置きスペースがない普通の路線バス仕様で、荷物は自分で車内に持ち込む必要がある。

RER B利用

• 所要時間:約35~50分
• 運賃:€13
• 運行頻度:毎6〜15分間隔、05:00〜24:00頃
• 手順:
 - RER A線Auber駅などから、Châtelet‑Les Halles や Gare du Nord などのRER B乗場へ。
 - ご自身が利用するターミナルの駅で下車してください。
  ターミナル2をご利用の場合は駅と直結しているため、シャトルへの乗り換えは不要です。
  それ以外のターミナルをご利用の場合は、無料自動シャトル(CDGVAL)での移動が必要です。
◎ 道路渋滞の影響を受けにくく、時間が安定。
◎本数が多く、遅い時間にも安心。
△乗り換えがあり、少し面倒。
△駅構内にエレベーターが無い場合があり、荷物が多いと大変。
△混雑時はスーツケースが扱いづらい場合も。

慣れないパリ旅&大荷物でも安心!STWの空港送迎サービス

慣れない地で、大きなお荷物を持って駅やバスの表示を探すのは、想像以上に大変なもの。
特にパリではスリへの警戒も欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、STWの空港送迎サービスです。

ドア・トゥー・ドアで、ホテルやご指定の場所から空港まで直行。大型スーツケースの積み下ろしもお任せいただけます。
フライトに合わせた柔軟な時間設定で、はじめてのパリ旅行でも安心してご利用いただけます。
ご予約・お問い合わせはお気軽に!

まとめ

以上、パリの交通ガイドでした!
最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばパリの街を自由に楽しめます!
交通機関を上手に使って、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね♪

関連旅行記

関連特集